私が無垢の大黒柱をどうしても使いたかったその理由
高松市一宮町 川田様私は趣味で自転車(ロードバイク)をやっていて家でもトレーニングしています。それまで住んでいたいアパートだと振動や音に気を使うんです。だから子供も生まれたタイミングもあり家を建てることを決めました。
そして早速インターネットで住宅会社探しです。「自然素材 木の家 香川」というようなキーワードを中心にさまざまな工法のことを調べました。
その結果、「日本古来の伝統的な作り方の家が強くて永く住み続けるにはベスト」という私なりの結論に至りました。やっぱり自分が育った家が昔ながらの大工さんが作った家だったという事もあるのでしょう。
そして「自然素材を扱っている工務店」を4~5社ピックアップした中から大河内工務店にお願いすることにしました。決め手は「奇抜なデザインの家を作っていないこと」そして「会社としての実績と信頼感」です。
これは私の意見ですが「軒がしっかり出た三角屋根の家」が一番強いと思うんです。なので基本を大切にしていて実績のあるところを重視しました。「建てている間に会社が潰れたら困るのでやはり会社として長年実績があり安定感があることも大切だと感じます。大河内さんは本社が三豊なのですが高松店もあって実際に足を運ぶことができ安心しました。
第一印象は「ガツガツ来ないな」という事です。静かな感じであまり押してこない(笑)でも必要なことは充分に聞いてくれて的を得ているなと感じました。建築中も楽しくて団結式、上棟、引き渡し式、アルバムやクリスマスプレゼントまでもらって家づくりが一つの祭典のようでした。設計士、現場監督、インテリアコーディネーター、棟梁、みんなが対応してくれるのが想像以上でした。
建築中に「棚の高さが使いづらいのでないか。」と大工さんが気づいて現場監督さんを通じて連絡がありました。ちょうど私がその時、忙しくて1週間ぐらい現場に行けなかったのですが、その間、工事を止めてくれて修正頂くことになりました。こんなことも大河内さんならではなのかなーと感謝しています。
完成して気に入っていることの一つに私の趣味の部屋があります。ここには自転車と100本のウイスキーが並んでいます。好きな時間にトレーニングしたりロードバイクを眺めながらちびちび飲んだり楽しんでいます。
もう一つは大黒柱です。これは私が育った家に古い床柱があって子供の頃、手を伸ばしても上の方にはなかなか届かない、でも大きくなるにつれて届く位置が変わる、幼心に
「大きくなりよんやな」
と感じたことを覚えています。
だから、新築を建てる際にも「無垢を大黒柱に使いたい」と設計の方に相談しました。するとイメージ通りのものがやってきて驚いたくらいです。子供も気に入ったみたいでよく抱きついていますね。この子が成長していく過程で何か感じてくれて木も成長する、この両方が味わえるのがこれから楽しみです。