山と海を臨む町並みと、人々の暮らし。
それらを支える職人たちの意匠と手技。
私たちの日々をつくる様々なシーンが、ここから見えてきませんか？
２０２３年、大河内工務店は創業７０年を迎えて、ロゴを刷新しました。
制作を手掛けたのは、かつて私たちの建てた家に生まれ育ったデザイナーの女性です。彼女の目に映る大河内工務店を自由に表現いただきました。
前回のロゴが誕生したのは、今から約３０年前。以降、私たちの活動は、家づくりを基盤としながら、お施主様、地域の方々、職人、スタッフなど、みなさまとの「場づくり」「ご縁つなぎ」へと広がっています。そんな、大河内工務店の向かう未来を新たなロゴから感じていただきたいです。
背景を染めるのは、日本の伝統色「紺鼠色（ルビ：コンネズ）」。奇しくも棟梁が羽織る衣の色です。創業当初より変わることなく、匠の技と職人への敬意が、私たちの毎日を支えています。
創業時から大河内工務店を支える“棟梁”をモチーフに、設計士・職人・コーディネーター・デザイナーなど、家づくりに関わるすべてのプロフェッショナルの顔を表現しています。
経験に基づく確かな技術や知恵をもって果たされる仕事はもちろんのこと、古きを尊び新しきに耳を傾ける、柔軟で真摯な姿勢は私たちの誇りです。
建物が完成したら、そこでの暮らしがはじまります。扉を開けると風が流れ、光が射し、影が生まれ、人々が出入りする。扉はそうした日常の往来を見守ります。室内を照らす明かりは生活の象徴です。大河内工務店はこれからも、日々の営みに寄り添う家づくりを行います。
虫眼鏡のモチーフが表現するのは、豊富な経験に基づく情報・知識を、状況に応じて精査し活かす姿です。長年の経験で培われてきた智慧を頼りに、信頼と安心の家づくりを提案します。また、新しい技術や、風土・地域の環境変化など、最新情報のインプット・アウトプットにも積極的に取り組みます。
建物が現れることで生まれる新たな景色。既にある町並みや自然と建物との調和を表します。家を建てその土地で暮らしていくことは、地域に関わることでもあります。私たちは、人が集い、行き交う家づくり・建物づくり・場づくりを通して人や地域の豊かなつながりを育みます。
地域に根差した工務店だからこそ、香川の風土を知り尽くした幅広い知見からの提案が可能です。大河内工務店は創業以来、環境に適したこだわりの自然素材を使い、風景に調和する家づくりを目指してきました。
大切にしているのは「ていねい・上質・あこがれ」を実現する家づくり。射し込む光や風のここちよさ、機能的で使い勝手の良い作り、暮らして感じる楽しみや温かみまで、住み心地にこだわって設計・デザインを行います。
新しいロゴを作るにあたり、構想の過程で生まれたひとつのイメージ。
ここには、「一本の木と一軒の家」を中心に多種多様なモチーフが組み合わさりながら八方へとひろがる様が描かれています。
木々の茂る森や山々、人と人をつなぐ道、暮らしの基盤を築く棟梁たちの知恵と技。中には、これから形を得ていくイマジネーションも含まれます。すべては大河内工務店が創業時から尊び大切にしてきたもので、それらは等しく大河内工務店を今日まで育み、支えてきたものたちです。
信頼の技術が集結した「地域に根ざす家づくり」を基本に、人々の暮らしをより豊かに。自然と人が共存する美しい香川の風景を、次の世代へとつなぎます。
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